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カテゴリー

カテゴリー「ご案内」の14件の記事

2007年6月18日 (月)

ご挨拶

「木と親しみ、木を味わい、木と共に暮らす住まい」

 南製材所では、「木」を知り尽くした専門家がそれぞれの得意分野と知識を生かし、施主様、工務店様、大手ハウスメーカー様等、お客様一人一人の利益を最優先に考えた製品のご提案を目指しております。木に関するご相談は勿論のこと、住まい作り全般に渡るご相談を承っておりますので、お気軽にお問合せください。

■「木」に関することは何でもお任せください 

H 材木マスター:代表取締役  南 秀旺

 「木は日本古来の文化です。木だけでなく、勿論工法に至るまで古来からの匠の文化や技術が全て凝縮されております。昨今、耐震偽装や大家偽装等、多くの問題が起きておりますが、木に関する正しい知識、技術があれば、これらの問題は難なく解決できるのです。私どもは単に木をご提供するだけでなく、正しい知識や情報をお客様に伝達することで、木の文化に触れるすばらしさをお客様にご満足いただいております。木の適材適所、技術、コスト等なんでもお気軽にご相談ください。必ず木のすばらしさをご実感いただけるサービスをご提供することをお約束致します。」


■お客様の理想の形を実現いたします

K_2製材マスター:川戸 彰

 人にそれぞれの特徴や性格があるように、木も1本1本別の人格を持っています。それぞれの木に合わせたコーディネートをすることで、木が本来持っている良さを最大限に引き出すことが出来るのです。つまり、木を製材するということは、それぞれの木の木味を見極め、木の呼吸を数え、木の声に耳を傾けながら、製材することに他ならないのです。お客様が求める製品を実現するということは、決して機械的に製材することではなく、1本1本丁寧に、そして丹念に製材することと常に心がけております。理想の木をお求めのお客様は是非ご相談ください。必ずお客様の理想の形を実現いたします。


■木の素晴らしさをお伝えします

M

WEBマスター:南 公祐

 WEBを通じて、木の素晴らしさをたくさんの人に知ってもらいたいと思い、当社のHPを立ち上げました。まだまだ徒手空拳の感もありますが、一人でも多くの人が当社のHPを見て、木の良さを知ってもらえれば幸いです。

地松(内地松)とは

8268851 松(マツ科マツ属 学名:Pinus)は、燃料や材木、樹脂や種子の採取用のほか、防風林,防潮・砂林としても古くから植林されてきました。特に建築用材としても、古くから愛用されました。その耐久性、香りの良さから、特に文化財となるような建築物の用材として、多く用いられています。松は北半球全体に分布しています。現在把握されている総品種数は93種にも上ります。その中でも建築用材として特に適しているのが、赤松、黒松などの、我が国、日本の松なのです。

■赤松
和名:赤松(アカマツ)
別名:雌松(メマツ),女松( オンナマツ)等
英語名:Japanese Red Pine, Red Pine
学名:Pinus densiflora(ピヌス デンシフローラ)

<特徴>
常緑の大高木。クロマツ (Pinus thunbergii)とともに日本人にとっては非常に馴染み深い木とです。日本の代表的樹種ということができるでしょう。。クロマツは海岸縁に防風林として植林されることが多いようですが、アカマツは海岸に限らず、内陸でもよく見かけることができます。性質は強健で痩せ地や湿地、乾燥地にも耐えます。しかし近年はマツ枯れ病(マツクイムシ被害)が猛威を振るっており、対策(防除)が必要です。

<語源>
神がその木に降る「待つ」から転じたとする説、葉が二股になっている「股」から転じたとする説等の諸説があります。「赤(アカ)」松は幹が赤いことによります。

<分布>
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部まで広く分布。 岩手の南部松、福島県の津島松、宮崎県の日向松、長野県の霧上松、九州霧島山系の霧島松等が特に有名。

<形態>
樹高は15~35m、直径は1.5~2mにも達します。樹形は広円錐状。葉は針状で、細長く10cm前後で、2本が一組になって生えます。長さ12cmほど赤褐色で卵形の球果、いわゆる松毬(松ぼっくり)がなります。

<代表的な栽培品種>
シダレアカマツ (枝垂赤松, テンモクショウ, ペンジュラ, ペンデュラ, ペンドゥラ)、 ジャノメアカマツ (蛇の目赤松, オキュラスドラコニス, オキュルスドラコニス)、 タギョウショウ (多形松, アンブラキュリフェラ, ウツクシマツ, 美松)、タンヨウショウ (短葉松, タンヨウアカマツ, 短葉赤松)、 ロウグロウ (ローグロー)

■黒松
和名:黒松(クロマツ)
別名:雄松(オマツ),男松(オトコマツ)等
英語名:Japanese Black Pine, Red Pine
学名:Pinus thunbergii(ピヌス ツンベルギー)

<特徴>
常緑の大高木。日本の代表的樹種。海岸部に自生し、内陸では非常に少なくなっています。潮風や公害に強く強健で痩せ地や湿地にも耐えますが 赤松と同じくマツ枯れ病 の防除が必要です。多くの日本がで見られるように、枝は自重でやや下方向に伸びることが多いです。

<分布>
本州、四国、九州、朝鮮半島南部に広く分布。 熊本件の茂道松、宮崎県の穆佐松(ムカサマツ)、その他、千葉、島根、静岡の材が有名。

<形態>
樹高は15~35m。樹形は広円錐状。葉は針状で、細長く10cm前後で、2本が一組になって生えます。長さ4~7cmほど赤褐色で卵形の球果、いわゆる松毬(松ぼっくり)がなります。

<代表的な栽培品種>
アラカワショウ (荒皮松)、 オウゴンクロマツ (黄金黒松, アウレア, オウレア, オーレア)、 サンダーヘッド、 バンダイショウ (クロバンダイショウ, 黒万代松, バンショウショウ)、 ベニクジャクマツ (紅孔雀松, ベニクジャククロマツ, 紅孔雀黒松)

<その他の栽培品種>
アンジェリカズサンダーヘッド (アンゲリカーズサンダーヘッド, アンゼリカズサンダーヘッド)、 クジャクマツ (孔雀松, クジャククロマツ, 孔雀黒松)、 ジャノメクロマツ (蛇の目黒松, オキュラスドラコニス, オキュルスドラコニス)、 トラフマツ (トラフクロマツ, 虎斑黒松, トラブマツ)、 ニシキマツ (錦松)、 ピグマエア、 ヤツブサクロマツ (八房黒松)

国産材と輸入材

ここでは代表的な国産材と輸入材の特徴や用途をご紹介しています。

■国産材

樹種 杉 (スギ)
用途 一般建築用材(構造材、、端柄材、造作材)、建具材、家具材、おけたる材、柿板材、杉皮材
特徴 辺材はほとんど白色で、心材は大別して淡紅色、暗褐色、黒褐色で、心辺材の区別は明瞭。木理は通直で肌目あらく特有の香気があります。比較的軽軟で脂気に富み、加工が容易、耐久・耐水性中位で虫害にも割合強い。

樹種 赤松 (あかまつ)
用途 構造材、屋根下地材、床下地材、松ぐい、etc
特徴 辺材は淡黄白色、心材は帯黄淡褐色で心辺材の区別がやや不明瞭。木理は概ね通直で肌目は粗い。大きな生節が多く、やにつぼもしばしば見られます。青変が出やすく、特に辺材に多い。脂気が多く比較的重硬で力強く、弾力があります。保存性は中位であるが、水中では極めて高い。

樹種 黒松 (くろまつ)
用途 構造材、屋根下地材、床下地材、松ぐい、etc
特徴 辺材は帯黄白色、心材は淡褐色で心辺材の区別が不明瞭。一般に赤松より辺材部が多い。木理は概ね通直で肌目は粗い。赤松に比し重硬で、樹脂多く、大きな生節ややにつぼが出やすい。力の強い材であるが辺材は特に青変が起きやすい。未乾燥材では樹脂が染み出しやすい。

樹種 栂 (ツガ)
用途 建築用材(構造材、造作材)、車両、枕木、etc
特徴 心材は淡褐色から褐色で、辺材は心材と同系のやや淡色であり、心辺材の区別は不明瞭。木理は通直で肌目粗く、節、あて、傷などが出やすい。材は堅硬で光沢があり、耐久性、耐水性に富む。加工がやや困難。

樹種 檜 (ヒノキ)
用途 建築材全般、建具、家具、風呂桶、彫刻、漆下地材、etc
特徴 辺材は白黄色、心材は淡紅色または淡黄褐色で、心辺材の区別が不明瞭。木理は通直、肌目は細やかで特有の芳香と光沢がある。材は耐久性に富み、特に心材は保存性や耐水性にも優れる。乾燥性良く、加工も容易で表面仕上げは極めてよい。

樹種 ヒバ
用途 一般建築用材、建具材、家具材
特徴 辺材は淡黄白色、心材は暗黄色で心辺材の区別が不明瞭。木理は概ね通直、肌目は細かい。特有の匂いを持ち、殺菌性の成分を含むので虫害には非常に強い。耐久性、保存性ともに大で、特に心材は檜以上の耐水性を持つ。加工容易で仕上げ面も良好。

樹種 欅 (ケヤキ)
用途 建築材(特に社寺仏閣建築用材として)、家具、装飾、彫刻、単板、車両、船舶材
特徴 辺材は淡黄褐色、心材は黄褐色ないし紅褐色で、心辺材の区別は明瞭。木理は密で艶があり、重硬、強靭。美しい杢目を有する良材で、保存性、耐久性、耐水性に優れている。比重の割りに加工しやすく、曲木にも適します。

■輸入材

樹種 米松 (ダグラスファー)
用途 構造材等の建築用材全般、建具材
特徴 辺材は白色、淡黄色ないし赤色を帯びた白色で、心材は橙赤色あるいは黄色または淡赤色を帯びた黄色まで多様にあります。木理は通直、肌目はやや粗く柔らかい。耐久性もやや劣る。

樹種 米栂 (ウェスタンヘムロック)
用途 建築用材全般
特徴 心材は白味がかった淡黄褐色で辺材はやや白色、乾燥材は無味無臭。欠点の多い材で、ねじれ、割れが入りやすく、また腐食にも弱い。収縮が大であるので造作材として使用するときは木乾処理が必要。

樹種 米ヒバ (アラスカシーダー)
用途 建築用材全般(特に土台に最適)、建具材
特徴 心材は淡黄近白色、辺材は近白色で肌目細かく、弾力があるがやや脆い。耐久性はかなり強く、虫害や腐朽にも強い。

樹種 米檜 (ポートオフォードシーダー)
用途 高級建築用材(特に造作材、建具材)
特徴 心材は淡黄褐色で淡いかすかな赤褐色を帯び、辺材は白色、独特な芳香がある。木理は通直で、やや堅く非常に耐久性のある良材。

会社概要

■地松専門の南製材所
 地松(内地松)とは国産の松のことを指します。日本では古くから構造材全体を支える柱として親しまれてきました。近年では輸入材の米松が多く見受けられるようになりましたが、地松は米松に比べ、強度や粘りにおいて遥かに優れており、重要文化財等の社寺仏閣の修復についても当社指定の地松が多く用いられています。

【木材の強さ】                        ※出所:建築用木材の知識

材種
比重
圧縮
引張り
曲げ
せん断
0.38
350
900
650
60
0.44
400
1200
750
75
唐松
0.50
450
850
800
80
黒松
0.54
450
1400
850
90
赤松
0.52
450
1400
900
95
米松
0.47
472
-
787
11.5

 当社では全国各地から地松を仕入れ、常に豊富な在庫を確保しておりますので、地松については何でもお気軽にご相談ください。

■豊富な取扱樹種
 専門の地松の他、国産材及び輸入材においても幅広く樹種を取り揃えております。お探しの樹種が見つからない場合は、是非当社までお問合せください。

【主要取扱樹種一覧】

構造材
土台
ヒノキ、ヒバ、米ツガ(注入)
ヒノキ、杉
地松、米松、杉
地松、米松、杉
母屋
地松、米松、
垂木
米松、桧、
造作・建具材
地松、杉、、米松、米ツガ、スプルース、ピーラ

※上記以外の樹種についてはお問合せください。


■南製材所の地松へのこだわり
 当社では、全国各地から仕入れ、製材した地松を全て自然乾燥させております。日本の風土で育った地松を最低でも3~5年以上、徹底して自然乾燥させることで地松本来の美しさを保ち、木の本来の長所を引き出すことを心がけております。自然乾燥させることで地松が反ったり、表面が割れたりすることもありますが、乾燥後の地松を再度引きなおすことで反れや割りを修正した状態で万全の検品後、全国各地に出荷しております。

■地松商品一例
 いつでもご安心してご注文いただけるように常時安定供給を心がけております。一般住宅向けの他、社寺仏閣向けにも対応させていただきます。
地松商品リストはコチラから → jimatsu.pdfをダウンロード

■会社概要

商号
有限会社 南製材所
所在地
三重県伊賀市四十九町2372
代表者名
南 秀旺
TEL
0595-23-0008
FAX
0595-21-9701
業務内容
建具用木材・家具用木材・建築用木材の製材及び販売

取扱製品一覧

当社では地松(内地松)を中心に国産材、輸入材を取り扱っております。記載されています樹種、製品、規格以外もご相談承りますのでお探しの製品がございましたら、お気軽にお問合せください。

※当社ではご安心してご注文頂けますよう常時安定供給を心がけておりますが、在庫が無い場合もございますので在庫の有無につきましてはご注文前に必ずお問合せください。

■棟木
■母屋
■小屋束
■通し柱
■梁・桁
■管柱
■大引
■土台
■火打
■垂木
■間柱
■筋交
■根太
■羽目板・フローリング

※詳細な内容については、こちらより製品一覧表をダウンロードしてください → minamiseizai.pdfをダウンロード

ユーザー's Voice

当社の地松製品を用いられたお客様の声をご紹介しています。

◆『ちょっとしたアイデアで人とは違う表情を』

Hurikaerisユーザー:H様

「意外と松って身近なものじゃなかったんですよね。防風林とか、お寺とかの庭園にあるっていうイメージでした。住宅に松を使うよって提案があったときに、田舎の家のような梁かなーなんて、思ってたらまさか玄関ドアとは!木には詳しいわけではありませんが、松独特の雰囲気のあるドアは非常に気に入っています。」 


Shoukais_2 施工工務店:H工務店

「施主様にとっては意表を突かれたご提案だったみたいで恐縮です(笑)。基本的には松は手の届かない所に使うのが定石です。やはり脂分が多いため、ヤニを気にされる方もいますが、今回の松は極力ヤニ気を抑えた物を用いましたので、普通とは出来栄えの異なる松のドアということで施主様にはご満足いただくことが出来ました」


Shains

資材提供:南製材所

「松は非常に目が美しくて、且つ頑丈です。その分、加工が難しい、重い等、デメリットもありますが、それを補う魅力は十分にあります。『他とは違う表情を家に持たせたい』という工務店様が、家の一番の顔である玄関のドアに地松を用いるというアイデアが生まれました。手に触れる部分ということもあり、当社でしっかりと自然乾燥させた素材を選び出しました。ちょっとしたアイデアと使い方で差別化を図るには地松は最適の素素材だと思います」


◆『ずっしりとした佇まい、そして上品な気品を』

Hurikaerisユーザー:O様

「居酒屋を経営しているのですが、店内のリフォームの際にカウンターを松で新調しました。どこのお店にでもあるような既製品のカウンターを使用していたのですが、カウンターを劇的に変えることでお店の雰囲気もガラリと変わります。地松のカウンター、他ではなかなかお目にかかれないところ、非常に満足しています。常連客の評判も上々です!」 


Shoukais_2 施工工務店:M工務店

「なかなか大きなカウンターでしたので多少手がかかりましたが、無事に納品できました。ここまでの大きさになりますと、なかなか他では手に入らないのですが、さすが南製材所さんだなーって感心しました。ねじれがでないように加工及び処理を施してあります。贅沢な一品ではありますが、施主様はとても価値のあるお買い物をされていると思います。」


Shains

建材提供:南製材所

「今回はO様から直接当社にご相談をいただきました。今回はカウンターを何でもいいから木の天板を使いたいとのご相談を受け、O様からのヒアリングでは『1:重厚感のある佇まい、2:大人の気品』というイメージを木で出してほしいということでした。そこでO様のイメージにぴったりな地松の一枚板の天板をご提案させていただきました。O様には直接当社へ足を運んでいただき、O様自身の目で天板を選んでいただきました。リフォーム後の店内の雰囲気をワンランクアップさせている地松のテーブルは是非一度見ていただきたいですね。」


◆『絶妙なバランスの木目と色合いの美しさ』

Hurikaerisユーザー:K様

「現在は上京していますが、実家が田舎ということもあり昔の和風建築の雰囲気を出したいと思っていました。そんなときに出会ったのが松の縁甲板です。施工店からサンプルを見せていただいたときに迷わずこれだ!って確信できました。年数が経つにつれ、微妙に変化していく松の木目と色合いが醸し出す絶妙なバランスを楽しんでいます。」 


Shoukais_2 施工工務店:M工務店

「施主様からは和風建築の雰囲気を、ということで松の縁甲板を床材として使用しました。今は殆どがフローリングやラオス松などの外材に変わってきていますが、地松の美しさにはやはり及びません。施主様もサンプルを見て大変気に入っていただけましたので満足しております。また、このような手に入りにくい資材を提供していただいた南製材所さんにも感謝しています。」


Shains

建材提供:南製材所

地松の縁甲板は、木質が硬くて木目は細かく鮮明です。柾目が美しく 表面が硬く狂いが少ないなどの理由で社寺仏閣や和風建築によく利用されていました。最近では国内の流通量の低下、良材確保の難しさから地松を外材や他の木材で代用されている方もいらっしゃいますが、やはり地松の持つ日本の国産材の王者たる雰囲気には適わないと自負しております。施主様、工務店様ともに満足頂けて良いお仕事をさせていただいたことに喜びを感じています。」

木に関するQ&A

木の家を建てる前に知っておきたい基礎知識やマメ知識をQ&A形式でご紹介いたします。Q&Aに掲載されていない疑問や質問がありましたら、お気軽に当社までお問合せください。

Q1:森林の伐採は環境に悪いのでは?

Ans:伐採自体が環境に悪いわけではありません。伐採後に植林を行うことで環境への悪影響を防ぐことが出来ます。我が国では伐採後の植林事業が適切に行われており、現在では国内の森林の半分近くが人工林へと育っています。

Q2:「木を伐らないと山が荒れる」とは?

Ans:国内の森林面積の半数近くを占める人工林は適度に手を加えなければなりません。手を加えないと、山の木の成長が妨げられ、山に活力が無くなり、自然災害に対して弱くなります。台風等の自然災害で倒木や土砂崩れが行われているのは、人工林に手が加えられなくなったからです。この背景には、国内木材消費の80%近くを輸入材に頼っているという我が国の現状があります。このことからも今一度、輸入材ではなく、国産材の活用を見直すべき時期に来ているといえるでしょう。

Q3:なぜ、木にヤニがでるのでしょうか?

Ans:ヤニは木にとっての重要な栄養素です。ヤニは木の匂いや艶を生み出す役割も持っており、それぞれの樹種の特徴を現す要素となります。また、ヤニは害虫からの被害を防ぐ役割も果たしており、地松などヤニを多く含む樹種は対虫性、対腐性に非常に優れているのです。

Q4:含水率とは?

Ans:木材に含まれる水の量を表す数字で、全乾重量に対しての比を%で表します。含水率が低いほど狂いや割れが少なく、安心して使えるでしょう。目安として、建築用材としては20%以下が良いとされています。

Q5:木の香りにはどのような効果・効能があるのでしょうか?

Ans:木の香りには「フィトンチッド」という成分が含まれています。森林浴等、森に入るとすがすがしい気分になるのは、この成分による効果なのです。人体にはとても良い効果を与えてくれる成分で、例えばヒノキの香りには「精神安定」の効果が、スギの香りには「脳の活性化」の効果があると言われています。

Q6:木はどのようにして乾燥させるのでしょうか?

Ans:前出の質問でもお答えしましたが、製材後はしっかりと木材を乾燥させなければなりません。乾燥が足りないと、含水率も高くなり、施工後の木のねじれや歪みが激しく生じやすくなります。なので、乾燥は大変重要な要素となってくるのです。
 現在、乾燥方法は、「天然乾燥」と「人工乾燥」の2つに大別されます。「天然乾燥」は天日を利用して木材を乾燥させ、「人工乾燥」は乾燥機を使って乾燥させます。それぞれのメリット・デメリットに対してよくご質問がありますが、正直なところ、甲乙つけがたいものがあります。あえて言うのであれば、人工乾燥は大量に、そして短期間に処理できますので便利ですが、しかしやはり人工的に乾燥させることは、木に大きな負担をかけるともいえなくありません。その点、天然乾燥は自然の力と木のペースに任せて乾燥させますので、木にとっては負担が少なく、木には優しいものだと思っています。
 いずれにせよ、乾燥後の処理が大切になりますので乾燥方法について目くじらを立てるほど注意することはないかと思います。

Q7:木の家が呼吸するとはどういうことでしょうか?

Ans:住宅に用いられた木材は、湿気の多い時期には水分を吸い、乾燥する時期には、水分を吐き出すという水分の吸排出活動を行います。このように木造住宅は、常に快適な室内環境を作り出すという点でも非常に優れているのです。また、結露対策としても木の持つ調湿作用が効果を発揮してくれます。

Q8:木が健康に良いのは本当?

Ans:木造家屋は、夏は涼しく冬は暖かいという効果があります。木材はコンクリートを比べて断熱性が17倍高く、2.5倍冷えにくいのです。また、木材は紫外線を吸収するため、目にも優しく、木の香りの成分は精神安定等の作用があることが分かっています。ある大学の研究結果で行われたマウスの実験で、木製、コンクリート製、亜鉛鉄板製の箱を用いた生育実験が行われました。同条件の環境下での10日間後の生存率は、木製87%、コンクリート製7%、亜鉛鉄板製42%という結果になり、このことからも木造家屋がいかに健康に良いかを示す科学的根拠の一例となっています。

Q9:木材に節があると強度が劣るのでしょうか?

Ans:一概に節がある=強度が弱いというわけではありません。その木材の面に対する父子の大きさや深さにもよるからです。節が幅面いっぱいに広がっていて表から裏まで節が通っていれば簡単に折れますが、節が小さく深さもさほどなければ、強度的には問題はありません。

Q10:「木が狂う」とはどういうことでしょうか?

Ans:木そのものが持っている圧縮や引っ張りなどの内部応力が、板や柱への製材後に水分のムラや木理の違いなどの複合的要因で引き起こされる現象を「くるい」といいます。狂いには、幅反り、弓反り、縦反り、ねじれ等があり、乾燥が進むにつれて狂いがより大きくなります。しかし、これらの現象は、適切な製材方法と乾燥が行われれば、かなり防ぐことが出来ます。

Q11:材木の赤身の部分は強度に優れているのでしょうか?

Ans:木材は心材と辺材から構成され、心材の部分は赤味を帯びているため、「赤身」と呼ばれており、腐朽、害虫に対して堅くて強いといわれています。一方、辺材の部分は白味を帯びているため、「白太」と呼ばれています。心材と辺材の成分が異なる(心材は虫や微生物が嫌う成分が含まれている)ために、一般的には赤身は白太に比べシロアリや腐朽に強いと言われています。

Q12:節のない木と節のある木はどれくらい価格が異なるのでしょうか?

Ans:節の大きさなどによりますが、大体は3割~数倍までの価格差があると考えても問題ないでしょう。また、銘木になると樹齢の高い木目の詰まった木材ですと何十倍もの価格差が生じる場合があります。

Q13:銘木って何のことでしょうか?

Ans:銘木とは、木材の鑑賞的価値の高いものを指します。手に入りにくい天然木や、木目の美しいものなどが高級な木材です。

Q14:合板にはどんな種類があるのですか?

Ans:合板は、「普通合板」、「コンクリート型枠用合板」、「構造用合板」の3つに分かれています。普通合板には「ラワン合板」や「シナ合板」等があり、天然銘木の突き板を張れば「天然化粧合板」、いろんな木目や模様を印刷した薄紙を張れば「プリント合板」となりいろいろな用途に使われています。しかしながら最近では合板に用いられている接着剤から出るホルムアルデヒドがシックハウス症候群の原因として社会問題化してきています。低ホルムアルデヒド合板なども開発、製品化されていますが、それでも全くのゼロにすることは難しいので、健康面から考えるのであれば合板よりも材木のほうが優位であるのは確かです。

Q15:国産材は高いんじゃないの?

Ans:そうのようなことは決してありません。逆に輸入材よりも安い樹種もあるくらいです。国産材、輸入材を問わず安価なものから高価なものまでありますので、どちらが高く、どちらが安いかなどの議論は水掛け論にしかなりません。要は適材適所、国産材、輸入材のバランスの取れた使い方をすることで理想のコストに近づけるでしょう。当社では国産材をはじめ、輸入材も多く取り揃えており、お探しの材木、樹種も幅広いネットーワークを駆使してご提供、そして納得いただけるご提案をすることが可能です。

Q16:木造住宅は地震に弱いのでしょうか?

Ans:阪神大震災や新潟中越沖地震では木造家屋に限らず多くの家屋が崩壊の被害にあわれました。しかし、後々の調査で分かったことは崩壊家屋の殆どが手抜き工事や欠陥住宅のケースに該当したということです。木造家屋の中には、しっかりとした耐震対策を施した家屋もあり、それらは全くといっていいほど被害がありませんでした。これらのことからも「木造家屋が地震に弱い」ということではなく、施工する工務店や住宅メーカーの質の問題によるといえるでしょう。

Q17:無垢材のフローリングのメンテナンス方法は?

Ans:床は一番使用頻度が高く、消耗が激しくて湿気等にさらされやすい部分です。無垢材の床板は特に湿気の影響を受けやすく、使用方法を誤ると隙間が生じたり、狂ったりしてしまいます。それらの対策としては、自然素材である無垢材の為に塗装には自然系塗料を使いましょう。塗装後のメンテナンスは蜜蝋ワックスを塗ればいいでしょう。

Q18:シロアリに強い木はあるのでしょうか?

Ans:松の赤身がシロアリに強い木としてあげられます。また、スギの赤身もシロアリが食べにくい木といわれています。

Q19:無垢板でも床暖房はできるのでしょうか

Ans:無垢板でも床暖房は可能です。但し、注意する点は必ず含水率7%以下の無垢板を使用することです。また、乾燥後の無垢材にすぐ塗装を入念に施すことで、乾燥後の水分吸収も防ぐことができます。そうすることで床暖房の熱による無垢材の収縮運動を極力抑えることができます。あとは、床暖房装置もなるべく低温のものを使用することもいいでしょう。

Q20:集成材って何

Ans:繊維方向に木材を接着剤で集成接着した二次加工製品のことを指します。化粧貼り集成材や大断面集成材、内装用集成材など最近は幅広く普及しています。

納品事例

当社がこれまでに納品いたしました物件の事例を一部紹介しております。

■社寺仏閣・文化財

Itsukushima1_6 No.1:広島県

name:世界文化遺産 「厳島神社」                               

case:補修工事/一部補修材として   


Daitokuji1_3 No.2:京都府 

name:重要文化財 「大徳寺」   

case:補修工事/一部補修材として  


Suukoudou1_2 No.3:三重県 

name:県史跡指定 「崇高堂」  

case:補修工事/一部補修材として  


Meiji_2 No.4:三重県 

name:県指定有形文化財 「明治校舎」

case:補修工事/一部補修材として 


■商用施設・公共施設

Ueno_7No.1:三重県

name:病院施設 「U病院」                               

case:新築工事  


TshowNo.2:三重県 

name:市立小学校 「T小学校」   

case:新築工事/木造校舎  


Kwed No.3:愛知県 

name:ウェディングレストラン 「K」

case:新築工事    


■一般住宅・集合住宅

P1000073_2P1000040_3 No.1:兵庫県

name:「H様邸」                               

case:新築工事/玄関ドアに地松を用いたりと、各所に地松を用いています。  


P1000131 Stei No.2:大阪府 

name:「S様邸」   

case:新築工事/アンチシックハウス木造住宅。自然素