通常なら既製品のトイレカウンターを用いるのが一般的ですが、今回はスギの無垢材を使用しました。無垢材本来の自然な形が、無粋なトイレという空間にインテリアとしてのセンスの良さをプラスしています。さて、当社では(というより当ブログの書き手の意見)「絶対、無垢材が良い!かっこいい!」というのを全面に押し出していますが、最近気になる記事でこんなのがありました。
「何が何でも無垢材が良いという勘違い」
確かに。ライターの言いたいことはわかります。新建材や集成材ならではのメリットもあるでしょう。しかしながら、新建材や集成材がメリットとしているポイントこそ、最大の功罪ということをきちんと触れるべきです。もともと新建材や集成材が生まれたのは、ユーザーからのクレームを減らすため。無垢材はやはり自然素材ですので、割れや曲りが目につきます。それを回避するために割れない、曲がらない、そして大量生産できるクレームのない素材が生み出された結果が集成材や新建材なのです。接着剤は確かに強力。なので強度的に問題ない。表面に接着剤で貼ってある木目も品質にバラツキがない。確かに万能の集成材、新建材。でも、住宅の24時間換気システムの規定ってどうして生まれたんでしょうねぇ。接着剤で囲まれた住宅。そうなると、国も24時間換気を奨励しなくちゃってこと。「何が何でも無垢材が良いという勘違い」とかいう前に、無垢材を啓蒙する努力を忘れて安易な新建材や集成材のメリットだけをクローズアップするようではどうかと。それこそ最大の勘違いでしょうね。

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